【第5回ブラインドテイスティングリーグ】

こんにちは、ブラインド川西です。
今回は、日本ブラインドテイスティング協会 が主催する月1回のリーグ戦、
ブラインドテイスティングリーグ第5回 の結果と感想をまとめます。
この振り返りは、自分の復習でもあり、
読んでくださる皆さまにとっても、少しでも参考になればと思って毎回残していきます。
ブラインドテイスティングリーグとは
ブラインドテイスティングリーグは、2026年6月〜12月の全7戦で行われる年間リーグです。
毎月、自宅に6本のワイン小瓶(各50ml)が届き、月末の開催期間中にテイスティングして解答。
翌日にはランキング・正解・統計データが公開され、さらに解説動画も配信されます。
月に一度、全国のテイスターと同じ土俵で戦える。
しかも、ただ答え合わせをするだけではなく、自分の感覚と言葉を磨ける場なんですよね。
年間ランキング

川西は、なんと現在年間ランキング3位です!
なので今回は、
なんとしてもTOP3をキープしたい回でした。
で、結果はというと――
今回の順位は13位!!!

うわぁぁぁ・・・。
TOP3に入りたかった・・・。
今回は本当に難しかったです。
でも、その分しっかり振り返る価値がある。
ということで、1本ずつ見ていきます!
1本目


正解
南アフリカ / ウェスタン・ケープ / シュナン・ブラン / 2024年 / 2,900円
川西の解答
南アフリカ / コースタル・リージョン / シュナン・ブラン / 2024年 / 2,900円
これはかなり惜しかったです。
品種、国、VT、価格までは合っていて、産地だけ違いでした。
飲んだ瞬間、
イエローが強めの外観
花梨、黄桃の香り
そしてしっかりした酸から、
「これは南アだな」と素直に行けました。
ブルゴーニュのシャルドネにしては酸が前に出ていて、
比較的たどり着きやすいワインだったと思います。
ただ、やっぱり南アの産地理解が甘かったですね。
ずっと「ちゃんと勉強しないとな」と思っていたのに、後回しにしていたツケがここで回ってきました😭
2本目


正解
フランス / ブルゴーニュ / シャルドネ / 2023年 / 7,000円
川西の解答
フランス / ブルゴーニュ / シャルドネ / 2023年 / 3,500円
これは価格の読み違いでした。
結果としては正解なのですが、私はマコンのシャルドネだと思っていました。
実際はプルミエのシャブリ。
シャブリのプルミエになると、ちゃんと樽を感じるものもある。
ここはもっと飲み比べないといけないですね。
今後の課題は、
樽のニュアンス
ミネラル感
価格帯の整合性
このあたりだと思いました。
3本目


正解
フランス / アルザス / ピノ・グリ / 2022年 / 5,000円
川西の解答
フランス / ジュラ / シャルドネ / 2020年 / 7,000円
これはやられました・・・。
最初に飲んだ時、かなり酸化的で、しかも産膜酵母っぽい香りを感じたので、
「ジュラか?」と引っ張られてしまいました。
外観も、自分には少しグリがかった濃いイエローに見えていて、
完全にそっちにバイアスがかかっていました。
でも、解答発表後に復習で飲むと、
花梨
蜜蝋っぽい甘さ
ふくよかさ
がしっかり出ていて、
見事にピノ・グリでした。
これは完全に経験不足。
かなり痛感しました😭
でも、こういうワインに向き合えて、しかも復習できる。
やっぱりこのリーグ、最高ですね。
他の誤答についての感想
シュナン・ブランと間違えた方は、たぶんセックっぽく取ったのかなと思います。
甘さの基準値が少し違ったのかもしれません。
また、ピノ・グリは酸味がほとんどないので、そこを取り違えた可能性もあるかなと。
ヴィオニエと間違えた方もいたと思いますが、私の中では
ヴィオニエ:白バラ、ヨーグルト、スイカズラのような“白い”香りのイメージ
ピノ・グリ:蜜蝋、木、“黄色い”香りのイメージ
という違いがあります。
かなり主観ではありますが、その時点で私は
「これはヴィオニエではないかな」と感じます。
4本目


正解
フランス / コート・デュ・ローヌ / グルナッシュ / 2022年 / 17,000円
川西の解答
フランス / コート・デュ・ローヌ / シラー / 2024年 / 2,500円
ヌフ・・・oh・・・
これは完全にやられました。
しかも正解のワインは、樽を使わずステンレスタンク発酵とのこと。
黒系果実のしっかりした印象はあったのですが、
自分の中で「ヌフっぽい樽感」が全く取れませんでした。
正直、このワインに関しては
なぜ自分がここまで外したのか、メモを残していなかったのが反省です💦
次回はしっかりメモします。
間違えた時ほど、その時の自分の思考を残さないとダメですね。
5本目


正解
日本 / 長野県 / メルロ / 2022年 / 5,221円
川西の解答
日本 / 長野県 / メルロ / 2021年 / 7,000円
これはかなり良かったです。
VTと価格はズレましたが、日本 / 長野県 / メルロまで行けました。
このワイン、香りだけで決めるのは難しかったと思います。
外観・香り・味わいの3つを全部取ってこそのワインでした。
私が日本ワインと判断した決め手は、味わいのアルコール感です。
日本ワインって、もちろん例外はありますが、
全体としてはアルコール度数がそこまで上がらず、
余韻もそこまで長く引っ張らない印象があります。
香りの樽感は、むしろテンプラニーリョっぽい、
しかもアメリカンオークっぽさも感じて、かなり迷いました。
ただ、
アルコール度数感
少し赤系果実寄りの印象
テンプラほど濃くない
テンプラほど度数も高くない
このあたりから、今回は日本メルロに寄せました。
ちなみにカルメネールは、
ピラジンが強く、度数も高めで、香りのスタイルが全く違います。
ここをしっかり分けられるかがポイントですね。
川西はカルメネールは外しません😀
(ピラジンとコーヒー臭)
6本目


正解
イタリア / ピエモンテ / ネッビオーロ / 2022年 / 4,200円
川西の解答
イタリア / ピエモンテ / ネッビオーロ / 2022年 / 2,800円
これはしっかり正解でした!
前面に出ていたのは、やはり乾いた香り。
ここがかなり分かりやすかったですね。
質問で「ネレッロ・マスカレーゼとの見分け方」を聞かれたのですが、
私の中では、ネレッロはここまで乾いた感じが強くない印象です。
シチリアの火山性土壌のワインは、
乾きよりも明るさやミネラルを先に感じることが多い。
一方このワインは、
ドライフルーツ
土っぽさ
全体の乾いたトーン
がしっかりありました。
そしてネッビの中でもかなりエレガント寄り。
なので私はバルバレスコを予想し、そこも見事に的中。
これは気持ちよかったですね。
まとめ
今回は13位。
そして品種正解は4/6でした!
外したのは、
ピノ・グリ
グルナッシュ(ヌフ)
この2本。
ここはしっかり復習したいと思います。
でも、今回も本当に勉強になりました。
当たったワインも、外したワインも、全部次につながる。
それがこのリーグの面白さですね。
このワインについて聞いてみたい
この考え方どうなの?
感想を聞きたい
などありましたら、何なりとご連絡くださいませ。
それではまた来月!

